戸山公園 箱根山──残暑の9月に歩きたい、山手線内最高峰の標高と緑豊かな巨木が包む「都心の天然シェルター」

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圧倒的な木陰と標高44.6mの頂きを吹き抜ける涼風が、火照った身体を劇的にクールダウン

赤城神社の洗練された境内に別れを告げ、早稲田通り沿いから住宅街を抜けて見えてくるのが、新宿区屈指の広さを誇る「戸山公園(大久保地区・箱根山地区)」です。尾張徳川家の下屋敷「戸山山荘」の庭園跡地であり、園内の中央にそびえる「箱根山」は山手線内最高峰の標高(44.6m)を誇る歴史ある築山。残暑が残る9月──約4〜5kmを歩き通してきたルート中盤のタイミング──には、公園全体を覆う広大な巨木群が太陽光を遮断し、心地よい清涼感で歩行者を迎えてくれる最高の「天然のエイドステーション」です。

1. 太陽光を完全にシャットアウトする、広大な「緑のシェルター」

公園の敷地に足を踏み入れた瞬間に体感するのが、周囲のコンクリート街とは明らかに異なる空気の冷たさです。樹齢を重ねたクスノキやケヤキ、サクラなどの巨木が枝葉を大きく広げ、9月の強い残暑の日差しを完璧に遮る巨大な日陰(グリーンシェルター)を作り出しています。ファンウェアの風を纏いながら木漏れ日の遊歩道を進む時間は、前半の歩行で体内に溜まった熱を効果的に逃がしてくれる極上のクールダウンタイムとなります。

2. 山手線内最高峰「箱根山」の山頂で味わう、吹き抜ける爽快な秋風

園内の階段を上り、標高44.6mの「箱根山」山頂を目指します。手軽な登山気分を味わいながら登りきると、頂上は視界がパッと開けた木々の特等席。9月の澄んだ初秋の空のもと、木々の梢を渡ってきた爽やかな風がダイレクトに吹き抜けていきます。山頂のベンチに腰掛け、眼下に広がる広大な緑を眺めながらマイボトルで水分と塩分をしっかり補給する時間は、まさに長距離ウォーキングにおける至福の瞬間です。

3. 歴史の面影を巡る静かな散策と、目白エリアへ向けた完璧なコンディション調整

かつての大名庭園の面影を残す池跡や玉砂利の散策路、陸軍ゆかりの歴史的スポットなどが点在する園内は、非常に静かで落ち着いた空気に満ちています。トイレやベンチ、水飲み場などの設備も完璧に整っているため、コンディションを再調整するのにこれ以上ない環境。ここでしっかりと呼吸を整え、体力をフル回復させることで、この先に控える「目白庭園」や「池袋西口公園」、そして終着の西巣鴨への後半戦へ向け、万全の状態で再スタートを切ることができます。

まとめ

戸山公園 箱根山は、残暑の9月だからこそ味わえる「都心とは思えない圧巻の巨木陰と涼風」「山手線内最高峰を制覇するプチ登山と最高の爽快感」が魅力。11kmルートの中盤を支える最大のオアシスとして、絶対にはずせない至高の立ち寄りスポットです。